12月末時点の高校生の内定率が発表されました。
今春卒業する高校生のうち、就職を希望する生徒の内定率が昨年12月末現在、前年同期比で2・3ポイント増の83・8%となったことが12日、文部科学省の調査でわかった。
同時期の内定率としては、過去最低だった2002年の66・3%から5年連続で上昇した。
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「
平成19年度卒業予定者内定率が前年を上回る」では9月末の内定率が発表されていて、前年同期に比べ1.3%増だったのですが、今回の発表では前年比2.3ポイント増とさらに増加パーセンテージが増えています。
最終的な数値にも期待が持てますね。
追記
今日TVで老舗の企業を紹介する番組が放送されていたので見ていたのですが、勉強になりました。
老舗の企業経営者の多くが、アメリカ型の経営に懸念を示しており日本型の良い所を熱弁されていました。
中でも「三方よし」は改めて大事な事だなぁと思います。
売り手よし、買い手よし、世間よしという考えなのですが、売り手、買い手だけでなく、社会に対しての影響も大事にしなければならないという事です。
この考えと、最近の企業の考え方を比べると指摘したくなる部分が山ほどあるのですが、もう既に企業経営のトレンドも変わりつつあるので書く必要もないのでしょうね。
以前まで日本は固有な文化を持っているために海外と交わらず、閉鎖的になるのが良くない、何て事を海外の社会学者などから言われていたようです。
でも、最近はオープンになって海外から色々な手法を導入したのはいいのですが、やっぱり上手くいかない部分もたくさん出てきました。
そんな事から日本風を大事にしようという考えがまた出てきて、海外からもまた日本は閉鎖的になってきているのではないかと言われているようです。
っと、何だか無限ループに陥っているようなのですが、結局なんでもかんでも受け入れ過ぎるのはダメ、保守的すぎるのもダメって事なのでしょう。
二者択一の選択ではなく、もっと物事は複雑であるという事です。
まぁでも、海外にとやかく言われないようにするには、日本から優良な企業がまたたくさん生まれてくる必要があるのだと思います。
高度成長の頃には、日本の経営にとやかく言える人はどこにもいなかったようで、いかに日本のように上手くやるかという事を海外は勉強していたようですしね。
今はちょうど海外から色々吸収して、日本風にアレンジし始めた頃だとすればそろそろ花が咲くでしょうか・・・。