トヨタ労働組合が職業紹介事業

労働組合が職業紹介事業をするそうです。

トヨタ自動車労働組合は25日、厚生労働省に対して職業紹介事業の許可を申請し、4月にも事業を始める方針を明らかにした。減産で雇い止めとなる期間従業員の再就職を支援するためで、厚労省によると労組が職業紹介に取り組むのは非常に珍しいという。

 トヨタ労組は27日に申請する。対象は、主に期間満了で契約が打ち切りとなる期間従業員。トヨタグループ内の求人状況を把握して正社員採用の職を中心に紹介するほか、民間の人材派遣会社と提携する案も出ている。また、資格取得などの職業訓練に際して奨学金を助成する制度の導入も始める。
関連記事

こんな異例の対応も出てくる程、今回の金融危機の影響が大きいのだとは思うのですが、様々な機関が支援に乗り出すのは良い事ですね。



銀行の新卒採用は大量採用が続く

銀行の新卒採用は、まだまだ大量採用が続くようです。

みずほフィナンシャルグループと三井住友銀行が、2010年春の新卒採用を今春見込みより抑制するものの、引き続き1000人を超える高水準を維持することが17日、分かった。りそなホールディングスは今春より拡大させる見通し。

 大手各行はバブル崩壊後に採用を大幅に減らし人員構成がいびつになった反省から一定水準の採用数を確保する。ただ業績の先行き不透明感が強まっていることに加え、ここ数年の大量採用の反動から採用数を減らす銀行が多い。

 みずほは持ち株会社、傘下2行、信託銀行、証券の合計で今春の2350人から削減するものの1750人を確保。内訳は総合職に当たる基幹職が900人、一般職に当たる特定職が850人を予定している。
関連記事

こんなご時世ですから、採用に関して明るいニュースがあるとすぐに紹介したくなります。(笑)


内定取り消しと経営破たん

内定取り消しをした学生に100万円払った企業が・・・

マンション分譲などを手がける「日本綜合地所」(本社・東京都港区)が大学生53人の内定を取り消した問題で、学生3人が加入し交渉をしていた全国一般東京東部労組(岸本町雄委員長)は2日、同社と協定書を締結し問題が解決したことを明らかにした。

 労組によると、協定書で会社側は「精神的負担を含め多大な迷惑をかけることとなり、誠に申し訳ない」と学生に改めて謝罪した。その上で、補償金100万円と解決金の支払いで合意した。補償金は当初42万円が提示されたが、交渉で100万円まで増額され、組合員以外の学生にも同額が支払われた。
関連記事

経営破たんに・・・

日本綜合地所は5日、東京地裁に会社更生手続きの開始を申し立て、受理されたと発表した。負債総額は約1975億円(2008年9月末時点)で、帝国データバンクによると、今年に入って最大規模の経営破綻(はたん)となった。
 同社はマンション分譲を手掛けてきたが、昨年来の市況低迷で資金繰りが急速に悪化し、経営に行き詰まった。 
関連記事

う〜ん。。。


4500人の非正規社員を削減

東芝が4500人の非正規社員を削減。
 

東芝は29日、主力の半導体やデジタル家電の採算悪化に歯止めがかからず、09年3月期の連結営業損益が2800億円の赤字(従来予想は1500億円の黒字)に転落する見込みだと発表した。同社にとっては過去最大の営業赤字額で、金融を除く国内の事業会社の中でも過去最大の赤字額となる。ソニーも09年3月期に2600億円の営業赤字に転じる見通しを発表しており、世界景気の悪化が電機業界に深刻な影響を与えている。

関連記事

今日は、記事の紹介だけです。


井の中の蛙的追記

それにしても、この不況で得をしている人なんてほとんどいないのですから、皆で「不況辞めましょう」と言って辞めることってできないのでしょうかね。

そうとはいかなくても、例えば、世界中で日にちを決めて、この日に今使ってもいいと思える金額分を何かの消費に使ってくださいと言えば、相当協力者が出てくるんじゃないでしょうか。

2兆円を給付金としてただ配るよりも、例えばTVに出ている名だたる有名なタレントやスポーツ選手を使って「消費キャンペーン」を世界中で行えば相当お金が動くことになるのではないでしょうか。

キャンペーン好きのお金もちの方々はもちろん協力してくれるでしょうし(してくれますよね?)、環境なんかと結びつければ相乗効果でもっと消費が期待できるかもしれません。

こういった時というのは皆のベクトルが揃っているので皆で何かをやるという事に対して最もいい時期だと思います。

あのオバマさんの就任式の時に半端ない数の人が集まったのも、経済を立て直してほしいという同じ思いを皆がもっていたからなのでしょう。

以前の世界的な大不況のときにはこの揃ったベクトルが悪い方に向いて、最終的には第二次世界大戦まで起こってしまったのだと思います。

今回の危機でも保護主義がメディアに取り上げられて戦争をイメージさせるものもよく見かけます。

でも、こんなハードなことじゃなくて、今はもっとソフトな「キャンペーン」など世界が協力して解決できる時代なんじゃないでしょうか。

っと、ごちゃごちゃと書いてあまり適当な事をいってもいけないのでこれ位にしておきます。(笑)

でも、金利を下げたり公的資金を投入したりと個々の国においての景気刺激策も大事だとは思うのですが、世界中の人が同じことを思っているパワーを使えればもっと良い解決策が見つかりそうな気がしないでもないのですが・・・う〜ん、世の中は難しいですね。

さらに追記

よく考えてみれば、あの2兆円の給付金を配布するときに付属的に「消費キャンペーン」をやればいいんじゃないだろうか。

その日に合わせて、百貨店や電気屋さんにも協力してもらって割引サービスをしてもらったり。

って、これは民間の努力すべきところなのかも・・・。

給付金配布日前後には民間企業が頑張る姿が見れるのでしょうか。。。

後記
やっぱり記事の紹介だけしておけばよかった・・・。

まぁ、でも書いて気づくことがあったのでよしとします。(笑)



自動車業界を目指す新卒者激減

新卒者も今の経済状況をよく理解しているようです。

大学生や大学院生の就職希望先で、業績悪化が目立つ自動車メーカーの人気が全体的に落ちていることが13日、就職情報出版社「ダイヤモンド・ビッグアンドリード」の「就職先人気企業ランキング」でわかった。


 対照的に、文系男子では三菱商事が3年連続1位となるなど、総合商社の堅調ぶりが目立っている。
関連記事

新卒時って結構適当に業界を決めて就職活動をしているというイメージがあったのですが、ちゃんと情報収集しているのですね。

まぁ、でもこれだけTVで取り上げられると自然に自動車業界は避けてしまうのかもしれませんが。

しかし、逆にこんな時だからこそチャンスと自動車業界を目指す人の方が後々伸びる傾向があるのではないでしょうか。(笑)


大手企業の採用抑制をチャンスと考える企業たち

こんなご時世だからこそチャンスだと考えている企業がいます。

造船や原子力関連メーカーといった重厚長大産業が業界一丸となった学生の採用活動に力を入れている。造船15社と日本造船工業会は合同就職フォーラムを10日、横浜市内で開いた。日本原子力産業協会は今年で3回目となる原子力産業セミナーを過去最高の45社を集めて13日、都内で開催する。両業界とも地味なイメージが強く、学生からも人気薄。「スケールが大きく、ダイナミックな仕事ができる」(造船業界)点などをアピールする。就職戦線は景気悪化によって売り手市場から一転、買い手市場に変化しているが、「不況下こそ(人材確保の)チャンス」と力が入る。
関連記事

以前までは売り手市場であったため、あまり知名度の高くない企業や中小企業などは人材を集めるのが難しい状態にありました。

ところが、人気のある企業が採用抑制をはじめたため、逆に人材確保のチャンスがやってきたようです。

もちろんこのような機会をチャンスと考えられるという事は、まだまだ経営に余裕があるという事でしょう。

こんな企業もあることですから、就職活動をする側もよ〜く企業を見定めないといけませんね。


ソニーも大規模人員削減

ついにソニーも人員削減だそうです。

ソニーは9日、主力のエレクトロニクス事業について、全世界の従業員16万人(9月末)の5%に当たる8000人を09年度末までに削減することを盛り込んだ収益改善策を発表した。派遣社員なども09年度末までに8000人規模で減らすとしており、人員削減は計1万6000人規模に達する。金融危機の深刻化に伴う世界的な景気悪化で、液晶テレビなどの世界需要が急速に落ち込んでいることから、大規模なリストラが必要と判断した。
関連記事

日本を代表するような企業で大規模な人員削減が行われると、どんどん他の企業にも波及していきそうで怖いですね。


景気悪化で正社員も雇用調整

ついに正社員まで・・・。

世界的な景気悪化に伴う雇用調整の波が、正社員にも及び始めた。人員削減はこれまで、販売不振に悩む自動車産業などの派遣社員や期間従業員が中心だったが、正社員の希望退職に踏み切る上場企業が増えている。

 「業績が低く改善が見られない社員は、社外でキャリアを求めることを含め、将来について真剣にご検討いただきたい」
関連記事

派遣社員は、期間労働者ですから雇用調整に利用される事が多いのですが、最近では正社員にも雇用調整の触手が伸び始めているようです。

まだ今の段階では、希望退職者を募るという段階のようで、そこまで深刻性は感じられないのですが、確実に景気悪化の影響は広がってきています。

ただ、「10年卒、新卒採用6割強が前年並み」にあるように、採用を積極的に行う企業もまだまだあります。

企業が採用する人を慎重に選び始めたように、就職活動をする側も慎重に企業を選ばないといけない時期にあるのかもしれません。


10年卒、新卒採用6割強が前年並み

ちょっとは安心できる記事。

企業の来年度採用計画はどうか。さすがに「減少」の方針を出した企業が09年採用よりも多い。しかし、6割強の企業が「前年並み」としているのは心強い。気になるのは、「未定」とする企業の中に、「今年は採用増にするか未定だったが、来年は採用減にするかを検討中」(電子機器)という回答もかなりあることだ。「未定」数字の読み方として留意しておきたい。
関連記事

新卒者の09年採用は超売り手市場だったのですが、10年も6割強の企業が前年並みの採用をするとのこと。

ただ、時間が経てばたつほど、金融危機の影響が広がって採用を絞る企業も出てくるかもしれません。

新卒者も早め早めに内定を貰っておくのが賢明なのでしょうね。


JR東・西が初めて電車の運転士に第二新卒を採用

このブログ閲覧者にも興味がある人がいるのでは?

JR東日本とJR西日本は、 2009年春に入社する正社員について「第2新卒者」を募集する。1987年4月のJR発足後、初めてのことだ。しかも、これまでJRがコツコツと育ててきた、「運転士」などの鉄道の最前線で勤める「鉄道職」にも門戸を開くという。安全運行を重視し、「より優秀な人材を確保する」(JR西日本)ためだという。
関連記事

自分が電車の運転士なることなんて夢にも思った事はなかったのですが、なんだかちょっと心惹かれるものがあったので掲載。(笑)

第二新卒と言う事で、就職経験者の募集なのですが、記事には「JR西日本によると、来春入社を予定している「第2新卒」の採用人数は50人。09年3月時点で30歳未満であれば、高卒、短大、大卒を問わず応募できる。」とあるので就職経験の無い人にももしかしたらチャンスがあるかもしれません。

興味のある人は、積極的に問い合わせてみましょう。

追記
一般的に、第二新卒は「就職したけれど早期(3年以内位)に退職した人」と考えられているのですが、はっきり定義がきまっているわけではありません。

JR関係者がどういう意味で第二新卒を定義しているかは分かりませんので、問い合わせてみる価値はあると思います。



categories

archives

recommend

recommend

links

search this site.

others

mobile

qrcode