オシム監督の考えるサッカーと成果主義の組織

ワールドカップで盛り上がっていた頃のブログで、ジーコ監督は個人重視で上手くいかなかったので、次の監督は組織としてのまとまりを重視するのではないかと書いたのですが、オシム監督の考えるサッカーはその上をいっているようです。

ジーコ監督の時には、個人重視だったのですが、それぞれが組織としての役割を把握する事は少なく、個性を出す事ばかりが重視されていました。

その結果、チームとしてのまとまりはなく、中田がいくら忠告をしても個性を重視したチームであった為に中田の独りよがりの様にとらえられてしまったのではないでしょうか。

ちなみに、今のサッカーは、昔の様に組織としてのまとまりだけを重視したチームではなかなか勝つのは難しそうです。

組織を重視しすぎると、その場での臨機応変な対応が出来なくなるためだと思います。

サッカー自体のスピードが物凄く早くなり、展開が瞬く間に変わる中において組織で行動するのは無理があります。

そこで、ジーコ監督が取り入れたのがブラジルの個人主義によるチーム作り。

個人主義だと、対応は個人に任せられるので臨機応変にその場で対処する事が出来ます。

しかし、このチームが機能する為には、個人の強さが物凄く求められてしまうのでブラジルのような選手一人ひとりのレベルの高さが必要とされます。

また、今回のワールドカップでも露呈したように、個人が個人の個性だけを出しているとブラジルと言うチームでもまとまりを失い、守りがスカスカになったりしていました。

今回ブラジルが、決勝に残れなかったのもそこに問題があったのではないでしょうか。

そして、それらの問題をすべて網羅したオシム監督の考えるサッカーが、個人が組織の中での役割を把握して、どの様に動くかを常に考えて動くと言うもの。

ある意味これは、従業員全員が経営者の目をもって仕事をする事に近いのではないでしょうか。

っと、ここでやっと仕事の話に繋がったのですが、何を言いたかったのいうと今の成果主義がジーコ監督の個人主義のあり方に近いのではないかと言う事。

成果主義は、それぞれが目標を持ちそれぞれがその目標を実現する事にだけまい進します。

その結果、上記したように組織としてのまとまりは失われ、成果主義を導入した事により業績が物凄く下がった企業もあります。

年功序列型の頃は、愛社精神という組織としてのまとまりを作るものがあったのですが、成果主義の導入により愛社どころか従業員の間でもライバル心だけが出てまとまりを欠く組織になってしまったようです。

しかし、サッカーと同じように市場も物凄い勢いで変化している事を考えると、組織重視の年功序列に戻すのは無理があるようです。

そこで、ヒントになるのがオシム監督の考える組織のあり方ではないでしょうか。

あくまで個人重視だが、個人が組織の中での位置を把握し何が求められているのかを分析。そして、めまぐるしく変わる展開の中でそれに臨機応変に対応する。

この考えを従業員全てにいき渡らせる為には、組織の構造を根底から考え直さないとダメですし、こういった個人の行動をどう評価するのかも難しいところです。

しかし、組織の一員がばらばらに動く事は、組織である事の意味をなしません。ゴールを決める、売り上げを上げる、など同じ目標に向かっているという自覚を持ちその大きな目標を実現する為に自分は今いる事業部、部署でどの様に貢献できるのかを考え行動する必要があると思います。

個人に、組織の中での役割を把握させるには、個々に目標を立てる以外に、チームのような比較的大きな集まりでの目標を持つといいのではないでしょうか。

そして、個人の目標達成具合の評価に、チームとしての評価も加える。

そうすれば、個人が自分のことだけを考えて行動する事も減り、比較的大きな視野で行動できるようになるのでは・・・・

っと、最近読んだ本とTVの影響からこんな記事を書いてみました。

これ以上書くと、私の頭が混乱してきそうなのでやめます。(笑)

最後にオシム監督の言葉。

「サッカー選手は足が痛いなんて言ってはいけない、頭が痛いと言わないといけないのだ。」

う〜ん、日本代表強くなりそうですね。



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