「道をひらく」松下幸之助著

前々から興味はあったのですが、なかなか読む機会のなかった松下幸之助さんの本。

道をひらく
道をひらく
松下 幸之助

読書の秋という事もあり、さっそく購入して読んでみました。

この「道をひらく」という本は松下幸之助さんがこつこつ書き上げた短編の文章を集めた本です。

主に従業員に向けて書かれた本だとは思うのですが、よい本の特徴である様々な人に受け入れられる本であり、非常に為になると思います。

最近の読書の癖で、いそいそと読みきってしまったのですが、この本は慌てて一気に読むよりも、ちょっとずつ、そして繰り返し読まないといけない本だと思います。

様々な事に取り組む中で行き詰まった時に、助けとなる言葉が随所にちりばめられているからです。

松下電器産業という企業はよく「人の松下」といわれ人を大事にする社風があるのですが、その社風がこの本から物凄く感じられます。

松下幸之助さんの企業に対する思いが、今も脈々と受け継がれているのだと感心させられました。

本の中では、「人は神様ではないのですから」と何度も書かれています。

人の不完全さを松下幸之助さんは、重々に把握していたのだと思います。

しかし、その不完全さに甘えることなく常に自分を律しておく事の重要さも書かれています。

また、常に「謙虚であれ」とも何度も書かれていました。


しかし、今の企業のあり方を考えると、人は完全なものである事が求められ、謙虚よりも人を押しのけてでも上にあがる事が良しとされているように思います。

このあり方は、人が失敗した時に寛容になれず、また常に競争を強いられ人を疲れさせるあり方であると思います。

「短期間ではなく、長期にわたって繁栄する為に、本当に必要なものは何か?」をもう一度考えさせられました。


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今日から松下電器産業はパナソニックになります。 松下電器産業から社名変更したパナソニックが1日、始動した。大正7年に故松下幸之助氏が創業して以来、90年間続いた伝統ある「松下」の歴史に幕を下ろし、新たな一歩を踏み出した。関連記事 これまで松下、Na
  • 既卒、フリーター、ニート就職への道-井の中の蛙ブログ!
  • 2008/10/01 10:38 PM

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