フリーターか?正社員か?

以前メールで質問があったので、それに回答させていただきました。

ほとんどの情報はサイトで公開しているので、今回の質問と回答も許可を得たのでここに掲載させていただきます。


はじめまして。

私は現在フリーターになるべきか、新卒として企業で働くか迷っています。

ボランティア活動を続けたく、時間的に余裕があるフリーターになるのが本望ですが、正直不安です。特に将来の不確定さが気になります。
自分ひとりで暮らしていくならフリーターでも全然大丈夫だと思います。けど、もし親が病気になったりしてお金が必要になったときとか、気が変わって正社員になろうと思ったらフリーターだと、具体的にはわからないけど壁が立ちはだかる気がするんです。

進路決定の参考にしたいのですが、フリーターにとっての就職活動は実際どうですか。

新卒とフリーターでは就職活動が全然違うと聞きます。
具体的にどのようなところが違いますか?フリーターは企業や就職支援から全く相手にされないのでしょうか?私も大学を卒業するので、履歴からすれば新卒と変わらないと思うのですが。やはり社会の目はフリーターに関しては冷ややかなのでしょうか。それはどうしてでしょうか。

是非教えていただきたいです。
よろしくお願いします。

ヤマダ(仮名)


ヤマダさん、はじめまして。

掲示板があるにも関わらず、メールでの質問ですので管理人の意見を聞きたいと言うことだと認識しました。

ですので、私の意見を述べさせてもらいます。しかし、最終の決断は自分がすることをお忘れなく。

まず、フリーターの就職に関してなのですが、当サイトの内定報告を見てもらえれば分かりますように、比較的フリーター期間の短い方(1年から3年くらい)が内定率が高いようです。

また、色々な機関から発表されているデータでも、年配フリーターからの正社員としての就職率は低くなっているようです。

ですので、ヤマダさんがフリーターをするというのであれば、3年以内長くても5年以内、年齢で言えば、20〜25才位でフリーターから正社員に転換することを考えるといいと思います。

しかし、今の段階ではまだフリーターにするのか正社員にするのかを迷われているようですね。

ボランティアをしているとの事ですが、それについて何も書かれていないのであまりアドバイスできないのですが、そのやっていることの内容が直接正社員として働く場合の仕事にいかせられる様であれば良いのですが、まったくいかせられない様な場合は年齢が上がるほど不利になっていくと思っておいた方が良いです。

新卒の場合は、将来の伸びを期待してくれるのですが、サイトの方にも書いているように、既卒者は能力も試される場合があるからです。

もし、将来正社員になりたいと思っても、何も能力が無いとなれば新卒を雇った方が若いですし、将来の伸びにも期待が持てるのでそちらを企業は選ぶのです。

フリーターの側からすれば、フリーター経験をアピールしたいのでしょうが、フリーターの仕事は単純作業が多く能力は身につかないと企業は考えているようです。

ですので、もし能力価値のあることをしていても、フリーターの悪いイメージがあまりにも強すぎるために不利になることもあるのです。

今は国をあげてフリーターを正社員にする活動がされているのですが、このあまりにも悪すぎるフリーターのイメージが邪魔をしているのでなかなか上手くいかないようです。

つまり、フリーターは就職に関して新卒に比べて確実に不利です。

しかし、その損を取ってでもやりたいボランティアや経験をつむ事を選ぶ覚悟があるのであればそちらを選べばいいと思います。

しかし、就職することに迷いがあるような場合でフリーターになろうかと考えているのであれば、まず正社員として就職したほうがいいです。

これは、一般的な回答のようですが、ベストの回答でもあると思います。

ボランティアで生計を立てるのは無理です。バンドなど音楽活動でフリーターを選ぶ人もいるのですが、その人たちもほぼ生計を立てるのは無理なのです。

しかし、それにまさる情熱を、そのやろうとしている事に傾けられる人がそれらの事を継続していけるのだと思います。

人と違う道を行くというのは、良い面もあるのですが、多くの場合大きなリスクをしょう事になるのです。

そのリスクをとってまでヤマダさんは、フリーターの道を選びますか?

正社員として就職すれば、企業は研修などで人材を育ててくれます。

しかし、フリーターとなれば、自分で自分を育てなければいけないのです。

しかもボランティアでやっている事が将来の仕事とは関係の無いことであれば、ボランティア活動やアルバイトに加えて、将来の仕事のための勉強もしなければならないのです。

しかし、多くのフリーターはそんな事は出来ていないので、いざ正社員として就職しようと思うと何もアピールできずに終わってしまうのです。

ここまでかなり厳しいことを書いたのですが、これがフリーターの現状です。

若い内は、あれもやりたいこれもやりたいと思うのですが、一人の人間の人生の中でできる事というのは実は非常に限られているのです。

ですので、多くの方が一つのことを一生懸命に取り組んでいるのだと思います。
それを横目に自分のやりたいことをやっている人と、一生懸命一つのことに取り組んでいる人では大きな差ができてくるのは間違いないと思います。

しかし、この点に関しては、もし起業などをする場合は除きます。

起業家の多くが一般的な道を歩んでいません。

それは、一般の人たちとは違う目線で社会を見ることにより起業の種を見つけるからだと思います。

しかし、これも先ほど書いたバンドなどのように情熱あってのものなのですよね。

っと、つらつらと長く書いたのですが、参考になる部分はあったでしょうか。

今を大事にするというキャッチフレーズが、マスコミなどで掲げられている時期があったのですが、私は将来のことを考えずに今は大事にできないと思っています。

ヤマダさんはまだ学生の様ですので、将来どうなるのかと言うのは予想もつかないかもしれません。

しかし、私の経験から気づいたことを言わせてもらうと、社会に出ると予想以上にお金が威力を持ってくると言うことです。

学生の頃は、お金よりもっと重要なものがあると思いがちですが、多分ヤマダさんも気づけばお金の事をよく考えるようになると思います。

ですので、その視点も持っておかないといけないのです。

最後は少し現金な話になったのですが、今の社会は競争が強いられるようです。

その中で、ボランティアをするにはそれ相応の情熱が必要になると思いますよ。

では、また質問などありましたらメールしてくださいな。

では、では。。。


ご丁寧な返信、本当にありがとうございます。

学生としてぬくぬく生活していた私にとって、社会の厳しさを教えてくださいましてありがとうございます。実際の方からの声なので、親と違って説得力があります。

やはりフリーターになるということは相当のリスクを背負うことになるのですね。友人と話していてこういわれました。自分の夢を実現するためにはそれとは一見無関係な、自分の望まないこともやらなければいけない。自分の生活があっての夢だと思いました。
管理人様のご意見を参考に決めたいと思います。

お忙しい中、ありがとうございます。

ヤマダ

追記
もう1月なので2007年卒の人達の中にフリーターになろうかと考えている人は結構いるのではないでしょうか。

フリーターはなるのは簡単だけど、抜け出すのが難しい職種だと思います。

そのリスクをしょう覚悟が自分にあるのかもう一度考えてみて欲しいと思います。

そして、やっぱり正社員がいいと思った方は、今年は就職しやすい年でもあるのですから今からでも十分に間あうと思いますよ。


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