ネットカフェ難民の実態調査

ネットカフェ難民と呼ばれるネットカフェで寝泊りするその日暮しの人たちの実態調査が行われたようです。

住居を失い、主にインターネットカフェで寝泊まりしている「ネットカフェ難民」が全国で約5400人に上ることが28日、厚生労働省の調査で明らかになった。半数は日雇いなど短期雇用を中心とした非正規労働者で、約4分の1が20代の若者だった。若年層を中心に広がる、働いても住居費さえ賄えない「ワーキングプア」の厳しい生活が浮き彫りになった形だ。
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う〜ん、ネットカフェ難民という響きがあまり深刻性を感じさせないのですが、この記事を見ているともうホームレスと考えた方がいいのかもしれないですね。

なんらかの理由で家賃が払えなくなってネットカフェ難民になる。

いざ、就職しようと思っても住所がないから就職できない。

という負のスパイラルにはまり込んでしまった人たちであるようです。

住居を失った理由は「仕事を辞めて家賃が払えない」(東京32.6%、大阪17.1%)と、「仕事を辞めて寮や住み込み先を出た」(東京20.1%、大阪43.9%)が多いそうです。

また、ネットカフェ難民が都会に多いので家賃の高さがネットカフェ難民を産む原因にもなっているのでしょうね。

日雇いの派遣で月収が10万円程度では、定住するのは難しいのでしょう。

結局は収入に見合った生活しかできないのですから、収入が10万ならそのお金で生活する知恵をつけていくわけで、その結果がネットカフェ難民なのだと思います。

そうなのだとしたら、この問題を解決するには格安の住まいを提供するか、収入を増やすしかないのでしょうね。

つまり、本人のやる気とかそういう精神論で解決できる問題ではなく、システムを変えていくしかないのだと思います。

あるいはこの人達は競争に敗れた人と考えて切り捨てていくか・・・。

どちらが良いかは自明なことだと思います。


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