日雇い派遣規制強化

なにかと問題の多かった日雇い派遣の規制が強まるようです。

厚生労働省は25日、日雇い派遣を規制する指針を今年度内に新設することを決めた。違法派遣により事業停止命令を受けることが確実になったグッドウィルをはじめ、業界全体に不正が広がっているため、労働者派遣法に基づく指針で規制を強化する。ただ、労組側は「派遣法を改正し原則禁止にすべきだ」と主張しており、指針の実効性が問われそうだ。

 派遣法の見直しを検討してきた労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の部会は25日、来年の通常国会での法改正は見送るが、日雇い派遣の問題は省令や指針の整備を早急に進め、規制を強めるべきだとする中間報告をまとめた。これを受け、厚労省は来年1月以降の部会で指針の内容を詰め、年度内に施行する方針。
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今回規制が強くなるのは、大手派遣会社が法令違反を行っていた事が背景にあります。

本来認められていない職場で働かせたり、賃金を払う際にそこから手数料などを天引きしていた事です。

この様な事は非常に問題で規制が強化されるのはとても良い事だと思うのですが、日雇い派遣自体が不安定な雇用形態である事に変わりはありません。

この雇用形態は将来ホームレスを大量に生み出すという事が言われているのですが、ちょっと規制を強くしたくらいではあまり問題の解決にはならないのではないでしょうか。

一度日雇い派遣で働くとそこからなかなか抜け出すことは難しく、けがや病気をしたらもう無収入です。

あれよあれよと言う間に、ホームレスです。

アルバイトも同じようなものですが、日雇い派遣が大々的に行われるようになって不安定な職に就く人が増えたのは間違いないと思います。

一番の解決策は、アルバイトや日雇い派遣の様な不安的な職についても、将来安定した職につける道を築くことでジョブカードなど色々国も考えているようです。

しかし、不安定な職が増えているという事は、それだけ正社員など安定した雇用形態として雇われる人が減っている事実もあるはずです。

つまり安定した職が減っているのに、そこに不安定な職についていた人を詰め込むのには無理があるのではないでしょうか。

日雇い派遣を廃止してしまうと、どうしてもその雇用形態で働きたい人まで排除する事になってしまうので、それも違う気がするのですが、日雇い派遣はごく限られた人数に抑えるべきじゃないでしょうか。


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