金融業界、パート社員の正社員化が加速

金融業界従業員の正社員化が加速しているようです。

みずほ銀行や損保ジャパンなど大手金融機関が、パート社員の正社員化に乗り出す。みずほ銀行は、4月に正社員へのステップとなる役職を新設し、2年以内に800人を転換する。パートの一部と正社員との差別待遇を禁じた、改正パートタイム労働法の4月施行に対応。非正社員依存度が高くなっている金融機関が人材政策を変更することは、他業種のパート雇用の見直しや時給水準の上昇にもつながりそうだ。
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去年の12月には「三井住友銀行2000人を正社員化」が発表されたのですが、今年はさらに金融業界の正社員化の動きが活発化しているようです。

正社員化に拍車をかけているのがパートタイム労働法であるのならば、これからも正社員化をする企業は増えていきそうですね。

追記
それにしても、この改正パートタイム労働法って中々良い改正法ですね。

詳しいことが知りたい方は、厚生労働省のホームページの「改正パートタイム労働法のポイント」を見てください。

さらに追記
最近日本の政治が改革や規制緩和よりも、格差是正など金融面においてはマイナスにうつる対策に奔走させられていることを受けて、株価が低調になっています。

今回のパートタイムの改正法も企業にとってはコスト増となって、株主からしてみれば利益を押し下げる要因と映ってしまうのかもしれません。

しかし、「正社員希望者は「給与」よりも「やりがい」重視」でも書いたのですが人に安定を与えると、それに応じるように貢献が帰ってきます。

特に日本人は貢献意欲の高い人たちが多いのですから、海外に比べても人への投資は大きな意味を持つのではないでしょうか。

長期的な視野に立った時に、今の日本の政府が行っていることは後々大きな意味を持つと思うのですよね。

短期的な利益を追い求めている人達に左右されることなく、じっくりと政治に取り組んで欲しいです。


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