言語力を育む教育

大事なのは、自分で考え、表現する能力。

今年度中に改定が予定される小中高校の学習指導要領について、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)は16日、基本方針を「ゆとり教育」から「確かな学力の向上」に転換した上で、自分の考えを文章や言葉で表現する「言語力」を全教科で育成していく方針を固めた。
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ニート対策=人間関係対策?」の記事にもあるように、ニートの64.4%が「人に話すのが不得意」との事。

これまでの教育に人間関係を築く能力を育む教育が欠けていた事が少なからずこれらの原因になっていると思います。

あらゆる活動はコミュニケーションからなり立つ事を考えると、これらの能力を育む教育がなされる事は日本にとって大きな前進になると思います。

追記
自動車や文化などで日本が注目されるようになり日本が世界をリードする場面も多くなっていきたのですが、コミュニケーション能力に関してはかなり後進国であるような気がします。

というのも日本はなれ合いの中で社会生活を送っていることが多く、特にコミュニケーションを重視する必要がなかったからではないでしょうか。

しかし、成熟社会で大量生産が通用しなくなり、個人がもっているアイディアを伝える能力が必要とされていることや、グローバル化で文化の全く違う人ともコミュニケーションをする事が必要とされている事からも、これらの能力がこれからの社会を生きていく上で必須のものとなっているのは間違いないと思います。


コミュニケーション教育?

昨日はニートが対人関係に不安を覚えていることについて「ニート対策=人間関係対策?」という記事を書いたのですが、今日はニュース番組で少年院に入った人の多くが対人関係が下手で出院後も犯罪を繰り返すという事が報じられていました。

そこで、最近は少年院でもコミュニケーション能力を高める講習が行われているようで、それによって出院後の対人関係を良くし再犯を防止する試みが行われているようです。

ニートと少年院に入っている人では、全然問題が違うように一見思えるのですがどちらにも共通している部分と言うのがあるのではないでしょうか。

何かにつまづいてニート、何かにつまづいて犯罪を起こす。

脱ニート後、職場での人間関係が上手くいかずまた逆戻り、脱少年院後、社会の中でうまくいかずまた逆戻り。

そして、その根幹にはやはり人間関係が大きく影響を及ぼしているのだと思います。

少年院で講習を受けていた人が「これまで周りにいる人はみんな敵だと思っていて誰も信用できなかった。でも、講習でコミュニケーションを深めることで信用できる人がいると気づいた」というような事をいっていました。

その前には「自分はすぐに動くことは得意だけど、聞いたり、話したりするのは苦手だった」というようなことも言っています。

コミュニケーションをはかるのがうまければ、様々な価値観に出会える訳で小さな価値観に縛られる事が少なくなり犯罪やニートになってしまう事も防げる可能性は高まるはずです。

学校教育にコミュニケーションに関する授業を組み込むというのも一案なのではないでしょうか。


学校と老人ホーム

教育には、基礎的な能力を身につけさせる以外に、血気盛んな子供を学校という枠組みにはめておく事により、社会を安定させる目的があると以前とある本で読みました。

この事が真実かどうかは皆さんの肌感覚に任せるとして、この仕組みで本当に社会は安定したのでしょうか。

確かに、学校以外の場所に若者が減った事により社会は安定したように見えるのですが、一方で学校という社会の中ではいじめなどが横行しとても安定しているようには見えてきません。

この原因に社会全体のストレスフルな状況が影響を及ぼしている可能性もあるのかもしれないのですが、子どもを子供だけの世界に縛っている事が影響しているのではないでしょうか。

上記したように、血気盛んな子供を学校に詰めん込んでいるわけですから、その中で様々な衝突が起きてもおかしくないような気がします。

また、未熟な者だけが集まっているわけですから、その衝突が変にエスカレートしてしまう事もあると思います。

しかし、以前、老人ホームを学校の中に作っている学校がTVで紹介されていました。

その理由は、子どもたちに思いやりを持たせることや、血気盛んな若者を老人の方と触れ合わせることにより落ち着かせる目的があるそうです。

また、老人の方も若者と触れ合う事により元気をもらえるそうです。

これを見た時に、「あ〜、うまいやり方だなぁ」と思いましたよ。

この様な事をどれだけの学校が実践しているのかはわからないのですが、少し枠組みを変えるだけで好循環が生まれる好例ではないでしょうか。

今の段階では、若者、大人、老人、など様々な枠組みができておりその人たちの生活は全く交差することが無くなっていると思います。

しかし、その交差する場所にこれからは新しい価値が生まれていくような気がします。


就職支援力の高い大学ランキング

企業から見た就職支援力の高い大学のランキングが発表されたそうです。

企業からみた就職支援力

 1 立命館大(文系、京都)  77.3

 2 立命館大(理系、京都)  75.7

 3 関西大 (理系、大阪)  65.7

 4 関西大 (文系、大阪)  65.5

 5 近畿大  (大阪)    63.2

 5 日本大 (理系、東京)  63.2

 7 東海大  (東京)    62.7

 8 同志社大(文系、京都)  61.7

 9 中央大 (文系、東京)  61.0

10 日本大 (文系、東京)   60.7


(朝日新聞社発行の「大学ランキング」から。調べたのは「週刊ダイヤモンド」で、05年12月に主要4500社へアンケートを送り、回答があった563社分を集計。各社の人事部長に主な大学を4段階で評価してもらい、点数をつけて偏差値を出した。注目度が高い20大学は文・理別に聞いた。)
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このランキングは就職率が高い大学ではなく、就職支援力が高い大学であるのをお間違いなく。

それにしても、関西の大学が上位を占めているのが不思議です。

少子化による大学間競争の激化に対して、関西の大学の方が危機感が強いということでしょうか。


安定志向で起業志向は低い学生像

日経新聞が関西の大学生に就職意識調査を行ったそうです。

人生の岐路に立っている大学4年生は起業や転職まで踏まえた将来のキャリアアップについてどう考えているのか。日本経済新聞が関西(2府4県)在住の4年生に実施した就職活動に関するネット調査結果から見えてきたのは「安全重視」のキャリア志向だ。出世意欲も向上心もあるが起業やベンチャー企業への就職となると及び腰――。こんな学生像が見えてくる。

予想通り、安定志向の学生がほとんどを占めているようです。

このことに関しては、日本の文化的な背景も影響しているかもしれないので、そう簡単に変わるものではないのかもしれませんね。

ただこの記事の中で気になったのが

企業にネット上の安全対策サービスを提供しているセキュアヴェイルの米今政臣社長は「将来の起業や転職のスタートにしてやるくらいの意欲を持った学生が欲しい」と期待を込めるが、多くの学生の考え方とはすれ違っているようだ。
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という部分。

最近、この社長さんが言うように起業志望の人を雇いたいと考えている企業の事をよく耳にするのですが本当なのでしょうか。

確かに、「起業したい」と思うほど熱意のある人なら仕事でも活躍はしてくれると思うのですが、すぐに退職してしまうかもしれないことを考えるとリスクにもなるのではないでしょうか?

企業が人を雇うという事はなんらかのメリットがあると考えてのことだと思うので、起業志望の人を雇う事にもメリットがあるのでしょうね。

とある本で、企業の中で活躍していた人がベンチャー企業を作ると言い出した時には、勤めていた企業の社長が「それなら私が出資しよう」という展開になっていました。

この本にあるように、有望な人が起業を考えた時にベンチャーキャピタルとして出資できることにメリットを感じているのでしょうか・・・。(不確実だしそんなに魅力的なメリットではない気がしますが)

理由は定かではないので他にもメリットがあるのかもしれないのですが、この様な社長が増えてくれるのは良いことだと思います。

学生からいきなり起業する事に及び腰の日本人には、企業に勤めてからの起業がメインであると思いますし、この様に社長の理解もあればより起業へ向けての準備もできるというものですよね。


ネット上の大学「サイバー大学」

大学もネット上で通えるようになるそうです。

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文部科学省の大学設置・学校法人審議会は27日、すべての講義をインターネット上で行なう「サイバー大学」の認可答申を行なった。サイバー大学は2007年春の開校を予定している。

 サイバー大学は、ソフトバンクが福岡の企業と共同で設立した「株式会社日本サイバー教育研究所」が運営にあたる4年制の通信制大学。大学のキャンパスは福岡県福岡市に設置するが、授業はインターネットを利用してビデオオンデマンドで受講できるなど、卒業に必要なすべての単位を通学せずに取得できる点が特徴となっている。


この大学ができると、体の不自由な人やあまり時間のない人などでも大学を卒業しやすくなります。

しかし、それ以上に意味があると思うのは、情報などのネット上で取得できる知識と、人と人との関係で身につける知識を明分化した事です。

これまでの大学は、この二つの事の扱いが中途半端な状態にあったと思います。

情報として手に入れられるものはネット上に公開したほうが学生にとっても便利ですし、教授にとってもただ黒板に向かって書き続けるという無駄な作業をする必要はなくなります。

教授は授業より研究の方に力を入れたいのが本音なはずですから、同じ授業を繰り返すようなものならネットに公開しておいたほうが再利用できて合理的です。

また、ネット上で公開しておけばその情報を何人もの教授が一緒に編集をする事もできます。

そうする事により、教授の下手な解説を聞くよりも何倍も分かりやすいコンテンツになっていくと思います。(ちょっと毒舌ですね。)

また、情報と人間関係の中での知識を明分化すると、普通の大学はコミュニティとして充実していけると思います。

大学の価値には、ブランドや教授の名前の他に、そこに通っている生徒自身があります。

生徒同士の交流をもっと活発化させることで、大学に付加価値をつけることが出来るのではないでしょうか。

発表の場をもっと増やしたり、一つの問題について数名で論議したりといった事を大学の中でもっと活発化させる事が重要だと思います。

これらの事を活性化させることにより学生の自主性が育ち、外からの力ではなく自ら成長していき良い人材となっていくと思います。

それらの事が大学側にとっても自主的な人材を輩出できるということで価値を生むことが出来ると思います。

今回のサイバー大学は情報の知識を身につける場であるのですが、この大学が設立されることによって他の大学もネットをもっと上手く使おうという姿勢を見せ始めるのではないでしょうか。

ネット企業が新たなチャレンジをする事により、他の分野の企業や組織が大きく改変される事が最近多いです。

それらの波が大学にも押し寄せてきているのかもしれません。



大学生の準引きこもりとは?

今日も書く事のネタを集めていると、こんな記事が出ていました。

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富山国際大(富山市)の専任講師の樋口康彦さんが「社会性の低い大学生を「準引きこもり」」と書いた論文がインターネット上で話題になったそうです。

その論文はこちら

大学生における準ひきこもり行動に対する考察(PDF)

かなり、うなづいてしまう部分も多かったのですが、関連記事の最後で

明治大学の内藤朝雄助教授(社会学)の話 「社会性」なるものをビジネスで成功しやすいタイプに限定した上で、どこにでもいそうな、ちょっとズレているボンヤリ系の若者に印象的なレッテルを張って、新しく「問題化」しようとしている。危険なことだ。

とあることから、また「ニート」の様に新たなレッテルが若者に貼られて偏見をもたれる事は危険だなと思ったのですが、論文にあるように、大学は毎回講演会や映画に行くようなものであるというのも事実だと思います。

この論文に似たような事を以前私もブログで書いていたのでその記事も紹介しておきます。

大学生と社会を繋ぐ。

この論文と私の記事で共通するのは、大学の社会との繋がりの希薄さです。

最近は、大学改革が行われているようですが、社会との繋がりを重視した改革を期待したいです。

追記
かなり、慌てて書いたので、まとまりがない文章になってしまいました。

私の文章を読むよりも、関連記事と論文を一読してもらえれば私の言わんとする事が見えてくると思います。(笑)


大学生と社会を繋ぐ。

学生に社会との接点を持たせようと、様々な取り組みを行っている大学が増えているそうです。

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私は、こういった活動がはじまって本当に良かったなぁと思っています。

以前までの大学は、大学ぐるみでひきこもりを作っていたと思うのですよね。

ある人は、毎日家でゲームをして、ある人は、毎日親しい友人とだけで遊びまわっている。

部活やサークルやアルバイトに参加している人ももちろんいるのですが、それも自分で選択できるので、したくない人は何もしないまま4年という月日を過ごしてしまうのですよね。

そして、そういった人が4年後にいきなり競争社会の中で生活をしろと言われるのです。

これは、いくらなんでも無理ですよね。

こういった立場に自分や自分の子供はならないと思っている人もいるかもしれないのですが、人間と言うのは偶然に支配されている部分も多いのです。

例えば、サークルに参加する機会を大学一回生の時に得ることが出来なければ多分4年間参加する事は無いでしょう。

そして、バイトもちょっとやってみて嫌な事がありトラウマになったらもうバイトをしようとは思わないかもしれないのですよね。

どれも、自分の選択次第でどうにでもなるのが大学生活なのです。

そうであるならば、嫌な事があれば避けていって自分だけの世界で生活する人が増えてしまうのも当然ですよね。

社会に出れば嫌でもやらなければいけないことがあるのに、大学生はそれを全て避けて生活できるのです。

そして、その結果がフリーター、ニートの増加なのではないでしょうか。

誰しもが進んで、嫌な事にチャレンジしていくわけではないです。

ですから、もっと社会との繋がりを大学側が持たせる必要はあると思います。

そして、何回も嫌な事や辛い事を経験して、それらの結果、成果が出た時に自信をつけることが出来るのだと思います。

そういった社会の中で自信を付けた人はもう大丈夫だと思います。

これまでの大学のスタンスである、自主性を重んじると言うのは嘘だとおもいます。

それは、大学の怠慢以外の何者でもなかったと思います。

そして、これからは変わってくるのかもしれません。

しかし、これまでに、その犠牲になった人がたくさんいるのは間違いないです。


大学の既卒者就職支援はまだまだ?

以前から大学が既卒者の就職支援活動を始めたとブログに書いてきたのですが、そのことについてTVニュースで取り上げられていました。

その時に、取材された就職課の方の発言は、

「もう大人なのに、なぜ支援しないといけないのか?っとは思うのですが、大学は支援します。」

っとの事。(笑)

「支援したいのか?したくないのかはっきりして下さい」っといった感じですよね。

多分大学側はとりあえず、大学のイメージアップを図るために既卒者の支援を始めたので、その意図するところがまったく職員には伝わってなくて、このような発言が出たのでしょうね。

そもそも、既卒者に「大人」か「大人ではない」とかそういう考えは無意味ですよね。

既卒という立場は、就職活動をする上でもっとも不利な立場を今まで取らされていたのです。

就職情報サイトも企業側も、既卒者には見向きもしていませんでしたからね。

それに比べて、転職者は、転職サイトも企業の採用に対する姿勢も積極的なものが多いです。

このギャップを埋めるために、大学が既卒者の就職活動支援を始めたのではないのでしょうかね?

それを一くくりに「大人」でまとめられても、転職者と既卒者では立場がまったく違うのですから、そういった理論はまったく通用しないですよね。

大学の既卒者の支援が始まったばかりで、まだまだこういった考えでいる職員の人は多いかもしれません。

しかし、既卒という立場の「不利さ」をよく理解して、支援をして欲しいものです。

ましてや、「今までは新卒者だけでよかったのに、既卒者まで支援していられるか」というような考えでやるなら、やらない方がましです。

大学のイメージアップの為であれやるなら、本気でやってもらいたいものですね。

とにかく頑張って欲しいです。



大学が既卒者を支援。

最近、フリーター対策が注目されだした事もあり、大学も既卒の人たちを支援するようになっているようです。

特に私立大学でその活動が顕著になっているようですので、私立大学を卒業されている方でしたら、自分の卒業した大学で既卒者の就職活動の支援をされているか確認してみるのもいいかもしれませんね。

今日のブログは短いですが、これで終わります。

また、あした。。。




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